ヴァイオリン Violin
亀井庸州 Yoshu Kamei
ヴァイオリンを5歳、琴古流尺八を18歳より始める。2000年ごろより、主に同世代の作品初演を専門に活動を開始。
2004年東京音楽大学卒業後、20世紀以降の音楽を集中的に学ぶため2005年よりベルギー王立リエージュ音楽院に在籍し、元クセナキスアンサンブルメンバーである大久保泉氏にヴァイオリンを、また、20世紀の室内楽をジャン=ピエール・プーヴィオン氏に、フリーインプロヴィゼーション、アドリブをそれぞれギャレツト・リスト、ミッシェル・マッソーの各氏のもとで学び、両氏とはベルギー国内各都市での公演にて共演した。
また、リエージュで行われたリュック・フェラーリの特集企画においての演奏は、フェラーリ夫人に絶賛されるなど、学内外で多くの演奏機会と実績を残している。
2007年帰国後は日本国内においての同時代作品の演奏を主眼に活動しており、年間数十回にのぼる公演に携わっている。
これまでの主な参加企画として、2008年のex.7湯浅譲二作品個展、東京オペラシティーコンポージアム2009および2012関連公演、武生国際音楽祭2010、四人組の会(2011於津田ホール)、ポリーニ・パースペクティブ2012(於サントリーホール)があり、湯浅譲二、ヘルムート・ラッヘンマン、池辺晋一郎、細川俊夫、三輪眞弘、松平頼暁、ジャコモ・マンゾーニら各氏の室内楽作品を作曲者本人との共同作業にて初演、および再演している。