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    阿部加奈子 Kanako Abe

    パリ在住の指揮者。

    大阪に生まれ2歳より母からピアノの手ほどきを受ける。
    相愛大学付属子供の音楽教室、東京藝術大学音楽学部付属音楽高校、東京藝術大学音楽学部作曲科を経て、パリ国立高等音楽院に入学。7つのクラスを卒業。
    (和声・対位法・フーガ・オーケストレーション・楽曲分析・器楽伴奏・指揮)
    これまでに、作曲を永富正之、ピアノ伴奏法をジャン・ケルネール、管弦楽法をマルク=アンドレ・ダルバヴィ、楽曲分析をミカエル・レヴィナス、指揮法をジョルト・ナジ、ヤーノシュ・フュルスト、ペーター・エトヴェシュ他に師事。

    パリ国立高等音楽院在学中より、フランス国内のオーケストラ及びアンサンブルを定期的に指揮し始め、 2005年に現代音楽アンサンブル《ミュルチラテラル》を創設、音楽監督に就任。
    2006年にはイタリアのヴェネツィアにて開催された第50回ビエンナーレ現代音楽祭に招待され、ミカエル・レヴィナスのオペラを指揮したほか、2013年現在既に80作を超える新作の初演をフランスを中心とする西ヨーロッパ各地にて行っている。
    2008年から2009年にかけては、モンペリエ国立歌劇場副指揮者としてローレンス・フォスター、イェジー・セムコフ、アラン・アルティノグリュ、エンリケ・マッツォーラ等の指揮助手を務める。また、モンペリエ国立管の演奏会やオペラ公演を数多く指揮。
    2010年7月、ソウル芸術センターにて韓国デビュー。
    2010年10月にはチューリッヒ歌劇場でのマルク=アンドレ・ダルバヴィのオペラ「ジェズアルド」世界初演の副指揮を担当。 現在までに、指揮者・ピアニストとして武満徹ピアノ作品集を含む5枚のCDをリリース。またフランス国立放送などでのラジオ録音も定期的に行っており、2012年に録音したセバスチャン・リヴァスのラジオオペラ"La nuit hallucinée" はPrix Italia賞を受賞し、ヨーロッパ全域において放送された。
    これまでの主な客演先はチューリッヒ歌劇場、モンペリエ国立歌劇場、トゥール歌劇場、ライン国立歌劇場、ミュルーズ劇場、モンペリエ国立管、ミュルーズ響、ロレーヌ国立管、パドルー管、ニース響、リール国立管、バスク響、パリ国立音楽院管、アモル管弦楽団(韓国)、ルーマニア国立放送管弦楽団、Ensemble 2e2m,Ensemble l'Itinéraire、Smash Ensemble(スペイン)、Ensemble Zélligなど。
    2011年3月の東日本大震災勃発後、4月10日にユネスコパリ本部国際第一会議場にてチャリティー演奏会を企画。実行委員長として、有志音楽家からなる「ジャポネードオーケストラ」を指揮した。 2013年より日仏現代音楽協会代表。
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